ゴミ屋敷を自分で片付ける方法は?具体的な流れやポイントを紹介!

ゴミ屋敷を自分の力で片付けたいと考えている方はたくさんいるでしょう。
ただ、ゴミ屋敷の片付けには時間と手間がかかるため、事前にポイントや流れを覚えておかなければなりません。
闇雲に片づけを始めると、挫折したり、極端に時間がかかったりしますので注意が必要です。
そこで今回は、ゴミ屋敷を片付けるときのポイントや、具体的な手順を紹介していきます。
ゴミ屋敷問題を解消し、快適な生活を取り戻すためにも、ぜひチェックしてみてください。
ゴミ屋敷は自分で片付けられる?

ゴミ屋敷は、コツさえ掴めば自分でも片付けられます。
ただ、以下のようなメリット、デメリットがありますので、作業を開始してから後悔しないためにもしっかりとチェックしておきましょう。
メリット
ゴミ屋敷を自分で片付けるメリットは、以下の通りです。
- 費用を抑えられる
- 自分のペースで片付けが行える
業者にゴミ屋敷の片付けを依頼する場合、数万円単位の費用がかかります。
しかし、自分で片付ける場合は、ゴミの処分費用だけで済むため、数千円程度に抑えられる可能性が高いです。
また、業者とスケジュール調整をする必要もないため、自分のペースでのんびり片付けられます。
デメリット
ゴミ屋敷を自分で片付けるデメリットは、以下の通りです。
- とにかく時間と手間がかかる
- 挫折する可能性が高まる
大量のゴミを自分だけで処分するのは至難の業です。
全て生活ゴミであれば、まとめてゴミの日に出すだけですが、粗大ゴミなど処分方法が特殊なゴミが混ざっていることもあります。
このような場合、処分方法がわからず苦戦したり、モチベーションが下がって挫折したりする可能性もありますので注意が必要です。
ゴミ屋敷を自分で片付けるときの流れ

ゴミ屋敷を自分で片付ける場合は、以下の手順に沿って作業を進めていくのがおすすめです。
ステップ1:計画を立てて道具を揃える
ステップ2:害虫駆除を行う
ステップ3:仕分けを行う
ステップ4:処分を行う
ステップ5:清掃を行う
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ステップ1:計画を立てて道具を揃える
ゴミ屋敷の片付けは、普段のお片付けや整理整頓とは次元が違います。
場合によっては、部屋を丸ごと掃除したり、大量のゴミを処分したりといったことも考えられます。
このような大変な作業をスムーズに進めていくためには、計画を立てることが大切です。
- どこから片付けるか
- いつまでにどの部分の片付けを終わらせるか
といったことを決めておくことで、無駄を省いて作業が行えるようになります。
全体の計画を立てたら、次は道具の準備です。
ゴミ屋敷の片付けには、以下のような道具が必要になります。
- ゴミ袋
- 手袋
- マスク
- 掃除用具
- 除菌スプレー
特にゴミ袋や手袋は足りなくなったり、破けたりといったことが想定されるため、多めに用意しておくことをおすすめします。
ステップ2:害虫駆除を行う
片付けの準備が整ったら、まずは害虫駆除から始めましょう。
大量のゴミが散乱している場合、ゴミ袋の下や隙間などに害虫が発生している可能性が高いです。
具体的には、
- ゴキブリ
- ハエ
- ダニ
- チャタテムシ
などが動き回っていることが予想されるため、まずはこれらの害虫を一斉に駆除します。
殺虫スプレーを使うのも1つの方法ですが、燻煙タイプの殺虫剤を使った方が効率的です。
ステップ3:仕分けを行う
害虫の駆除が大方完了したら、続いては仕分けです。
中には、いきなりゴミの処分を始めてしまう方もいますが、場合によってはゴミの中に捨ててはいけないものが混ざっていることもありますので、まずは以下3つのカテゴリに分別しましょう。
- 捨てるもの
- 残しておくもの
- 判断できないもの
最初に仕分けをしておくことで、スムーズに処分ができるようになりますし、捨ててはいけないものを間違って捨ててしまったというトラブルも防げるようになります。
ステップ4:処分を行う
家中のゴミをすべてまとめたら、あとは適切な方法で処分するだけです。
自治体のルールに従ってゴミ袋を出すだけですので、そこまで大変ではありません。
ただ、一般ゴミとして出せない家具や家電などは、自分で指定場所に持って行ったり、回収に来てもらったりする必要がありますので、事前に処分方法を確認しておきましょう。
ステップ5:清掃を行う
ゴミが片付いたら、清掃を行います。
長期間ゴミを溜め続けたお部屋には、ほこりやカビ、ダニなどが大量発生している可能性が高いため、ほうきやちりとり、掃除機などを使って念入りに掃除しましょう。
その際は、ほこりやカビ、ダニを吸い込まないためにマスクやゴーグルを着用するのがおすすめです。
ゴミ屋敷を片付けるときのポイント

ゴミ屋敷を片付けるポイントは、以下5つです。
- 少しずつ進める
- 全体のスケジュールを立てる
- 「捨てるもの」と「残すもの」の基準を決める
- 友人や家族に協力を依頼する
- ゴミ屋敷の片付け業者に依頼する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
少しずつ進める
ゴミ屋敷の片付けを自分で行う際に多いのが、挫折です。
終わりが見えない片付け作業に嫌気がさし、
「もういいや」
となってしまうケースは珍しくありません。
このような事態を避けるためには、少しずつ進めていく必要があります。
1日や2日で全ての片付けを終わらせようとすると、心が折れる可能性が高くなりますので注意してください。
全体のスケジュールを立てる
先ほども解説したように、ゴミ屋敷の片付けに取り掛かるときは、全体のスケジュールを立てておくことが大切です。
- 【スケジュール例】
-
1日目:害虫駆除
2日目:リビングにあるゴミの仕分け
3日目:寝室にあるゴミの仕分け
4日目:ゴミの処分
5.6日目:掃除
このように、全体のスケジュールを細かく決めておくことで、モチベーションを維持しながら作業を進められるようになります。
「捨てるもの」と「残すもの」の基準を決める
ゴミ屋敷の片付けでは、最初に仕分けを行うことが大切です。
このときのポイントは、捨てるものと残すものの基準を決めておくことです。
「何を基準に判断すればいいかわからない」
という場合は、10秒ルールを採用しましょう。
10秒で必要か不要かを判断し、10秒を超えてしまったものは「保留」にするといったルールを課すことで、スムーズに仕分けが行えるようになります。
友人や家族に協力を依頼する
ゴミ屋敷の片付けは自分でも行えますが、人数が多いに越したことはありません。
家族や友人に協力を依頼することによって、スムーズに作業を進められるようになります。
また、重たい家具や家電の搬出作業なども行えるようになるため、徹底的に片づけを行いたい方は思い切って相談してみましょう。
ゴミ屋敷の片付け業者に依頼する
ゴミ屋敷の片付けに限界を感じたら、片付け業者に相談するのがおすすめです。
先ほども解説したように、ゴミ屋敷の片付けはとても大変で、挫折する方もたくさんいます。
ただ、一度挫折すると再びゴミ屋敷になってしまったり、片付けに対してネガティブなイメージを持ってしまったりする可能性が高まります。
ゴミ屋敷の片付け実績が豊富な業者に相談することで、体力的な負担を軽減しつつ、スムーズに作業を進められるようになるのです。
もちろん、自分で片付ける場合に比べると費用はかさみますが、トータルで見るとメリットの方が多いため、一度検討してみることをおすすめします。
徳島県全域で活動している「リアライフ徳島」でも、ゴミ屋敷の片付けを行っています。
熟練のスタッフが、ご依頼者様のご意向に寄り添い、迅速かつ丁寧に作業を進めていきますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。
まとめ
ゴミ屋敷の片付けは、やろうと思えば自分でもできます。
ただ、事前にポイントや流れを把握しておかないと、時間がかかったり、挫折したりする可能性が高くなります。
このような事態を避けるためにも、今回紹介したことを参考にしながら、慎重に作業を進めていきましょう。
自分での片付けに限界を感じた場合は、諦めるのではなく、専門業者に相談するのがおすすめです。
リアライフ徳島でも、ゴミ屋敷の片付けを行っていますので、徳島県でゴミ屋敷の片付けをご検討中の方はお気軽にご相談ください。