【ゴミ屋敷片付け 三好市】大量のゴミと孤独を乗り越えて。片付けの先に見えた再出発の道筋
徳島県三好市。自然豊かなこの街で、ひとつの部屋が静かに“ゴミ屋敷”へと姿を変えていました。
今回ご依頼いただいたのは、60代の男性。奥様を数年前に亡くされてから一人暮らしを続けていた方です。
日々の生活に張り合いがなくなり、掃除をする意欲も薄れ、部屋は徐々に物で溢れかえっていったそうです。食べ終わった弁当容器、ペットボトル、コンビニ袋、古新聞、壊れた家電…。気づいたときには、足の踏み場もない状態に。玄関ドアは内側からごみで塞がれており、配達の方が訪ねてきても対応できない状態にまでなっていました。
ご依頼の経緯
「このままでは、誰にも見送られずに死ぬんじゃないか」——
そう感じたとき、依頼者様は決心しました。生きているうちに、自分の人生を立て直したい。片付けられないこの部屋と、向き合いたい。そんな想いから、当社リアライフ徳島にお電話をくださいました。
お電話口では、恥ずかしそうに、申し訳なさそうに話されていましたが、私たちは何よりも「助けてほしい」と声をあげてくれたことに心を打たれました。
現地調査とお見積もり
作業前の状態
現地に伺うと、室内は足の踏み場もないほどのゴミで埋め尽くされ、特に目立ったのはペットボトルの山。
床一面に散乱した赤いラベルのボトルが、長い間片付けられなかった時間を物語っていました。
また、冷蔵庫の上や流し台にも未開封の食品、使用済みの調理器具、積み重ねられた空き缶やインスタント食品の残骸。悪臭もあり、衛生的な観点でも非常に危険な状態でした。
・間取り：2DKアパート
・作業人数：7名
・必要車両：2tトラック2台分＋軽トラ1台
・作業時間：6時間
当日の作業の流れ
朝9時、スタッフ7名体制で作業スタート。まずは玄関から安全な動線を確保しながら、奥の部屋へと進みました。床が見えないため、転倒や怪我を防ぐため細心の注意を払います。ゴミの中には電池やスプレー缶、ガラス破片など危険物も含まれていたため、手分けして慎重に分別を実施。
また、依頼者様の「捨てたくないもの」「思い出の品」が誤って処分されないよう、都度確認をとりながら作業を進行。破れたアルバム、古い日記、奥様との写真など、大切なものは丁寧に保管箱へ。
ゴミを搬出した後は、床に染み付いた汚れを清掃。悪臭対策としてオゾン脱臭機を使用し、衛生面も徹底的にケアしました。
片付け後の様子と依頼者の表情
片付け後の様子
作業が終わった夕方、依頼者様に部屋を見ていただくと、しばらく無言のまま部屋を見渡したあと、ポツリと一言。
「…まるで、引っ越してきた日のようだ」
涙ぐむその表情を見て、スタッフ一同の疲れも一瞬で吹き飛びました。人は、どんな状況でも「やり直せる」という事実を、私たちに改めて教えてくださった瞬間でした。
作業費用の目安
・作業費用合計（税込）：176,000円
（作業人数、車両台数、分別内容により変動）
・簡易清掃・消臭：サービスに含む
・リサイクル家電処分：別途引き取り
ゴミ屋敷は「心のSOS」のサイン
ゴミ屋敷は決して特殊な話ではありません。誰にでも起こり得る現実です。仕事の多忙、精神的な不調、孤独、高齢による体力低下…さまざまな要因が重なると、片付けができなくなることはよくあります。
それでも、声をあげれば、必ず助けてくれる人がいます。私たちリアライフ徳島は、ただ物を片付けるだけでなく、人生の再スタートをお手伝いする存在でありたいと考えています。
リアライフ徳島が選ばれる理由
・即日対応可能
・女性スタッフ在籍で安心対応
・オゾン脱臭機による徹底除菌
・特殊清掃・遺品整理にも対応
・買取やリサイクル対応でコスト削減
・プライバシー厳守・ご近所への配慮徹底
まとめ
三好市でのゴミ屋敷片付け事例は、「心が折れても、人生は立て直せる」ことを教えてくれました。
あなたが片付けられないことを責める必要はありません。助けを求める勇気、それこそが再出発の第一歩です。
ゴミ屋敷片付けでお困りの方は、ぜひリアライフ徳島へご相談ください。
私たちはあなたの味方です。どんな部屋でも、どんな事情でも、決して見放しません。
【関連コラムはこちら】
