【徳島県内でのペット多頭飼育崩壊】片付けと除菌の実例紹介|リアライフ徳島

近年、徳島県内でも問題視されているのが「ペット多頭飼育崩壊」です。
可愛がるつもりで飼い始めた猫や犬が、避妊・去勢を怠ったことや経済的な事情で増え続け、最終的に管理不能となってしまうケースが後を絶ちません。今回は、実際にリアライフ徳島が対応した事例をもとに、現場の様子、片付けの工程、除菌・脱臭、そしてリフォームや解体対応までの流れを詳しくご紹介します。
【事例紹介】徳島市某所|猫20匹以上の多頭飼育崩壊現場
■現場の概要
・場所:徳島市内の住宅街にある一戸建て住宅
・飼育されていたペット:猫21匹(うち数匹は既に死亡)
・依頼者:近隣住民からの通報を受けた市の福祉課経由でご家族が依頼
現場に到着した私たちが目にしたのは、足の踏み場もないほどゴミが散乱し、猫の排泄物が蓄積された劣悪な環境でした。腐敗した食べ残しや猫砂、いたるところにマーキングされた尿が強烈な異臭を放っており、床や壁にはアンモニアの成分でダメージが見られました。
【片付け工程】
■1日目:不用品撤去とゴミの分別

まずは猫用トイレ、使い古された食器、段ボール、新聞紙、そして食べ残しや糞尿にまみれた布類などを撤去・分別しました。スタッフ5名がフル稼働し、ゴミ袋は100袋以上。感染症予防のため、マスクと防護服を着用しての作業でした。
■2日目:清掃と消毒作業

可燃・不燃ゴミの搬出が完了した後は、床材の剥がしと清掃作業に着手しました。畳はすべて撤去。床下の木部にも浸透していた尿成分を高圧洗浄で洗い流し、次亜塩素酸水による殺菌処理を施しました。
【除菌・脱臭対応】
この現場では、リアライフ徳島の強みである「オゾン脱臭機・タイガー」を使用。通常の脱臭では残ってしまうアンモニア臭や動物特有の分泌臭も、オゾン分子が徹底的に分解。1日かけて稼働させたことで、翌日には大幅に空気の質が改善しました。
また、壁紙や天井にも臭いが染みついていたため、対応箇所のクロス張替えも提案し、後日リフォーム部門で施工しました。
【その後の対応】リフォーム・解体も可能
今回の現場では、1階部分の床材とクロスの全面張替えが必要となりました。リアライフ徳島では、こうした修繕リフォームや、場合によっては解体工事までワンストップで対応が可能です。
また、動物愛護団体と連携し、残された猫たちの一部は保護され、新たな飼い主の元へ譲渡されました。
【まとめ】多頭飼育崩壊は誰にでも起こり得る問題

ペットを大切に思う気持ちがあっても、環境や収入の変化、健康問題などで一気に状況が悪化することがあります。気づいた時には手遅れというケースも珍しくありません。
リアライフ徳島では、そうした崩壊現場の片付けから除菌、脱臭、リフォーム・解体までトータルで対応。ご相談は無料です!お気軽にご相談ください。
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