ゴミ屋敷原状回復と退去費用のリアル|放置で損する前に知るべき全知識
近年、増加の一途をたどっているゴミ屋敷。放置すれば悪臭や害虫、近隣トラブルだけでなく、最終的には退去費用や原状回復費用の請求につながる深刻な問題となります。
この記事では、実際にリアライフ徳島が対応したゴミ屋敷片付けの現場をもとに、原状回復にかかる費用、オーナーや管理会社とのトラブルを避ける方法、片付けにおける注意点などを徹底解説します。
原状回復とは何か?
原状回復とは、賃貸物件などを退去する際に「借りたときの状態に戻すこと」です。通常の生活による経年劣化以外に、ゴミ屋敷状態による損傷や汚損がある場合は、その分の修繕費用が借主に請求される可能性があります。
原状回復にかかる費用相場
ゴミ屋敷の原状回復費用は、通常の退去清掃と比較して高額になる傾向があります。
【例:1Rアパートの場合】
・軽度(ゴミ量2㎥以下):3〜6万円
・中度(5〜10㎥、臭いや汚れあり):10〜20万円
・重度(床抜け、腐敗臭、虫発生):30万円〜80万円以上
これに加えて、壁紙・床・水回りの交換が必要になる場合、別途リフォーム費用が発生します。
退去費用が高額になる原因とは?
退去費用が膨れ上がる原因には以下のようなものがあります
・害虫(ゴキブリ・ダニ)などの発生
・床の腐食や壁のカビ・汚れ
・水回りの劣化や詰まり
・近隣住民からの苦情対応
こうした状況になる前に、早めの対処が必要です。
リアライフ徳島の対応事例
徳島市内のアパートにて、長年ゴミをため込んでいた40代男性からのご依頼。
約12㎥の生活ゴミ、ペットボトル、腐敗した食品等が堆積しており、作業は2日間にわたり実施。
ゴミ撤去後、オゾン脱臭・除菌、床の簡易リペアまで対応し、原状回復完了。
費用:約28万円(2tトラック3台/スタッフ6名)
トラブルを避けるために今すぐできること
・ゴミが増え始めた段階で相談する(放置が一番リスク)
・片付け+ハウスクリーニングの一括対応業者を選ぶ
・退去前の立会いや見積もりを早めに依頼する
・女性スタッフ対応や近隣配慮が可能な業者を選ぶ
・家財のリユース・買取で費用を軽減できるケースも
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