ゴミ屋敷と化した実家を片付ける方法!親を説得するコツも紹介!

「久しぶりに実家に行ったらゴミだらけになっていた」
「実家の両親がゴミを片付けてくれない」
と悩んでいる方はたくさんいるでしょう。
ゴミ屋敷と化した実家を片付けるためには、ひとまず原因を探り、両親をうまく説得しながら少しずつ作業に取り掛かることが大切です。
そこで今回は、実家がゴミ屋敷になってしまう原因と、ゴミを片付けない両親を説得するコツについて詳しく解説していきます。
実家がゴミ屋敷になってしまう原因

実家がゴミ屋敷になってしまうのには、いくつか原因があります。
以下、代表的な原因について詳しく見ていきましょう。
体力の低下
年齢を重ねると、少しずつ体力が低下してきます。
これに伴って、ゴミの片付けが億劫になってしまうことがあるのです。
特にゴミの量が極端に多い場合、
「自分ではどうすることもできない・・・」
と諦めてしまうケースが非常に多いため、両親に任せきりにするのではなく、家族で協力して作業を進めていく必要があります。
判断力の低下
判断力の低下も、実家がゴミ屋敷になってしまう理由の1つです。
年齢を重ねて判断力が低下すると、
「これくらいのゴミならそのままでもいいか」
といった考えを持ってしまうこともあり、片付けを後回しにした結果、どうすることもできない状態になってしまうといったケースもよく見られます。
孤独や寂しさを感じている
両親の心理状態が原因で、実家がゴミ屋敷と化してしまうケースも多いです。
特に深く関係してくるのが「孤独」や「寂しさ」です。
常に孤独や寂しさを感じている方は、ゴミあるいは不用品で心の穴を埋めようとする傾向にあるため、次第にゴミ屋敷になってしまいます。
ものが捨てられない性格
世の中には、ものを捨てられない性格の方が一定数存在しています。
このような方は、まだ使わないものや、もう使えないものでも「いつか役に立つかもしれない」と思ってしまうため、結果として実家がゴミ屋敷になってしまうのです。
両親がものを捨てられない性格の持ち主だった場合、今はよくてもいずれゴミ屋敷になってしまう可能性がありますので、こまめに状況を確認してあげることが大切です。
ゴミ屋敷状態の実家を放置するとどうなる?

ゴミ屋敷状態の実家を放置すると、以下のようなリスクが生じます。
- 健康被害に繋がる
- トラブルに発展しやすくなる
- 行政代執行を受けやすくなる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
健康被害に繋がる
ゴミ屋敷での生活は、心と体の健康に悪影響を与える可能性が高いです。
ゴミを放置したことで発生したほこりやカビ、ダニなどを吸い込んでアレルギー症状が出たり、害虫や害獣による被害を被ったりと様々な可能性があります。
また、ゴミだらけの家で生活をしていると気持ちが落ち込みやすくなり、それが原因でうつ状態になってしまうケースも珍しくありません。
トラブルに発展しやすくなる
大量のゴミから放たれた悪臭が原因で、近隣とトラブルに発展してしまうケースも非常に多いです。
直接クレームをいわれたり、嫌がらせを受けたりなど、場合によっては刑事事件に発展してしまうこともあります。
また、悪い噂や評判が回ってしまうと、その地域で生活がしにくくなることも考えられるため、早急に片づけを行わなければなりません。
行政代執行を受けやすくなる
近年では、ゴミ屋敷が社会問題となっており、多くの自治体がゴミ屋敷に関する条例を設けています。
極端にゴミが散乱している住宅や、クレームが多く届いている住宅については、行政から警告や勧告が出されることがあり、それらを無視していると「行政代執行」の対象になる可能性が高まります。
行政代執行とは、行政が家主に代わって適切な処置を施すことです。
ゴミ屋敷の場合は「ゴミの強制撤去」がこれに該当します。
ただし、ゴミの撤去や処分にかかった費用は全額家主に請求され、場合によっては自ら業者を探して依頼する場合よりも高額な費用がかかるケースもありますので注意が必要です。
ゴミ屋敷を片付ける気がない親を説得するコツ

実家のゴミ屋敷問題を解決するためには、ひとまず両親を説得しなければなりません。
とはいえ、長年ゴミ屋敷に住み続けてきた両親への説得は一筋縄ではいかないことが多く、片付けではなく説得で苦戦してしまうケースも多くあります。
スムーズに両親を説得したい場合は、以下のコツを意識してみてください。
- ゴミ屋敷を放置するリスクを説明する
- 「一緒に片付けよう」と提案する
ゴミ屋敷を放置するリスクを説明する
ゴミ屋敷の片付けに両親が否定的な場合は、ゴミ屋敷に住み続けるリスクを丁寧に説明しましょう。
このときのポイントは、一方的に責めたり、怒鳴ったりせず、冷静に淡々とリスクを説明することです。
そうすることで、ゴミ屋敷の片付けを前向きに検討してもらえる可能性が高くなります。
「一緒に片付けよう」と提案する
ゴミ屋敷に住んでいる方の中には、片付けたいという気持ちを持っているものの、体力的あるいは精神的、もしくは経済的な理由が原因で中々踏み切れていない方も多いです。
このような場合は、一緒に片付けようと提案するのがおすすめです。
そうすることにより、両親の負担も軽減できますし、寂しいという気持ちにも寄り添えるようになるため、根本解決に繋がる可能性が高くなります。
ゴミ屋敷と化した実家をスムーズに片付けるには?

ゴミ屋敷と化した実家をスムーズに片付けるためには、以下のポイントを意識することが大切です。
- スケジュールを決める
- 家族みんなで協力して進める
- 業者に相談する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
スケジュールを決める
ゴミ屋敷の片付けは、思っているよりも時間がかかります。
無計画のまま始めてしまうと、作業効率が下がったり、余計に時間がかかったりしますので、まずはスケジュールを決めるところから始めていきましょう。
作業する場所とその順番などをあらかじめ決めておくことで、スムーズかつ効率よく進められるようになります。
また、モチベーションの維持にも繋がりますので、大まかなスケジュールを立ててから作業を始めてみてください。
家族みんなで協力して進める
ゴミ屋敷の片付けは、人数が多ければ多いほど早く終わります。
そのため、可能であれば家族総動員で片付けを行うことをおすすめします。
そうすることによって、作業効率が高まるだけでなく、家族団らんの時間を作れるようになるため、両親の寂しさや孤独感なども解消できるはずです。
業者に相談する
ゴミの量が多すぎる場合や、実家が遠方にある場合などは、業者に依頼するのがおすすめです。
ゴミ屋敷の片付け業者に依頼することで、手間や時間を省いてゴミ屋敷問題を解消できるようになります。
もちろん、自分たちで片付ける場合に比べると費用はかかりますが、トータルで見るとメリットの方が大きくなる場合もありますので、ぜひ検討してみてください。
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リアライフ徳島は、徳島県全域でゴミ屋敷の片付けや遺品整理などを行っている専門業者です。
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お見積もりやご相談のみでも大歓迎ですので、お困りの方はぜひ「リアライフ徳島」までお問い合わせください。
まとめ
ゴミ屋敷と化した実家を放置していると、両親の健康に支障が出たり、近隣トラブルに繋がったりと様々なリスクが生じます。
これらのリスクを排除するためには、早急に片づけを行うことが大切ですが、中にはゴミ屋敷の片付けに否定的な方もいます。
このような場合は、ひとまず両親を説得するところから始めなければなりません。
中には、責めたり、怒鳴ったりする方もいますが、これでは両親に納得してもらえないため、ゴミ屋敷に住み続けるリスクを説明したり、協力する意思を示したりして、寄り添いながら片付けの準備を進めていきましょう。
実家が遠方にある場合など、どうしても協力が難しい場合は、専門業者に相談するのも1つの方法です。
リアライフ徳島でも、ゴミ屋敷の片付けを行っていますので、徳島県全域でゴミ屋敷の片付けをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。