ゴミ屋敷の定義とは?原因や放置するリスク、片付けのコツを徹底解説!

全国的に問題視されているゴミ屋敷。
テレビをはじめとするメディアで取り上げられる機会も増えてきているため、多くの方がどのような状態かをイメージできるでしょう。
とはいえ、
「何となくイメージはできるけど、ゴミ屋敷の定義がわからない」
という疑問を持っている方も多いはずです。
そこで今回は、ゴミ屋敷の定義や原因、放置するリスクや片付けのコツについて詳しく解説していきます。
ゴミ屋敷の定義とは?

ゴミ屋敷には明確な定義が存在せず、自治体などによっても解釈が異なります。
一般的には、住居や敷地内外に大量の物品を溜め込んでいる状態を指すことが多いです。
生活できる空間がほとんどなく、管理がされていない住宅は全て「ゴミ屋敷」に該当するといえます。
近年では、ゴミ屋敷に該当する住宅が全国的に増えており、独自の制度を設ける自治体も増加しています。
ゴミ屋敷になってしまう原因は?

住宅がゴミ屋敷になってしまう原因として考えられることは、主に以下3つです。
- ものを捨てられない
- 忙しくて片付けができない
- 孤独や寂しさを感じている
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ものを捨てられない
不用品の溜め込み癖がある方や、捨てることに対して抵抗を感じやすい方は、自宅をゴミ屋敷にしてしまう可能性が高いといえます。
このような方は、壊れているものや長期間使っていないものでも「まだ使えるかも」と思ってしまう傾向にあるため、意識を変えていくことから始めていかなければなりません。
忙しくて片付けができない
仕事や育児などに追われて中々ゴミを処分できない方は比較的多くいると思いますが、このような場合も自宅がゴミ屋敷になりやすいです。
ただ、忙しいあるいは時間がないということが原因であれば、時間を作ることで解決します。
ただし、ゴミを放置している期間が長くなると、その分ゴミの量が増えるため、処分が追い付かなくなり、結果として少しずつゴミ屋敷化してしまうケースがありますので注意してください。
孤独や寂しさを感じている
ゴミ屋敷は、心の状態と深く関係しています。
中でも「孤独」や「寂しさ」を常日頃から感じている方は、ものを溜め込むことで心の穴を埋めようとする傾向があるため、次第に自宅がゴミ屋敷と化してしまうのです。
このような場合、本人にとってゴミが心の支えになってしまうケースもあり、片付けや清掃に対してネガティブなイメージを抱きやすくなります。
その結果、手が付けられない状態になってしまうことも多いです。
ゴミ屋敷を放置するとどうなる?

ゴミ屋敷をそのままにしておくと、以下のような事態に繋がる可能性が高まります。
- 健康被害に繋がる
- 火災の原因になる
- ご近所トラブルが起こりやすくなる
- 行政代執行を受ける可能性が高まる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
健康被害に繋がる
ゴミ屋敷で生活をするということは、
- ほこり
- カビ
- ダニ
などと共存することに他なりません。
ただ、ほこりやカビ、ダニは人体に有害であり、日ごろから吸い込んでいるとアレルギーや喘息などに繋がりやすくなるのです。
火災の原因になる
ゴミ屋敷で生活をしていると、火災のリスクが高まります。
よくあるのが、タバコの灰がゴミに引火して、家全体に燃え広がってしまうといったケースです。
その他、コンロの火がゴミに燃え移ったり、可燃性のゴミが何らかの理由によって発火したりといったことも考えられるため注意しなければなりません。
ご近所トラブルが起こりやすくなる
ゴミ屋敷は、住人に対しても悪影響を及ぼしますが、近隣にも迷惑がかかります。
特に多いのが「悪臭問題」です。
大量のゴミからは、鼻を突きさすような悪臭がするため、
- 洗濯物が干せない
- 常に不快なニオイがする
といった問題が生じやすくなります。
その結果、直接クレームをいわれたり、嫌がらせをされたり、悪い噂が広まったりといったご近所トラブルに繋がりやすくなるのです。
行政代執行を受ける可能性が高まる
ゴミ屋敷が社会問題として取り上げられている昨今においては、自治体がゴミ屋敷対策に力を入れ始めています。
ゴミが敷地外にはみ出している場合や、クレームが多い場合などは、自治体から勧告や警告を受ける可能性があり、これらを無視していると行政代執行の対象になる可能性が高まります。
行政代執行とは、家主に代わって行政がゴミの処分を強制的に行うことです。
この場合、ゴミの処分にかかった費用は全額家主に請求されます。
ほとんどの場合、自分で業者に依頼するよりも高額な費用がかかりますので、早めに手を打たなければなりません。
ゴミ屋敷を片付けるコツ

ゴミ屋敷を何とかしたいと考えている方の中には、
「片付けたいという気持ちはあるけど、何をどうすればいいかわからない」
と悩んでいる方も多いでしょう。
そのような方は、以下のコツを参考にしながら片付けを行ってみてください。
- 一気に終わらせようとしない
- スケジュールを立てる
- 家族や友人に協力を依頼する
- 業者に依頼する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
一気に終わらせようとしない
ゴミ屋敷の片付けには、かなりの時間と手間がかかります。
足の踏み場もないような状態になっている場合、1日や2日で片付けるのはほぼ不可能といえるでしょう。
無理なく片付けを行うためには、少しずつ進めていくという意識を持つことが大切です。
そうすることにより、モチベーションを維持しながら、コツコツ片付けを進められるようになります。
スケジュールを立てる
ゴミ屋敷を片付けるためには、時間を確保するだけでなく、モチベーションを保つための工夫をすることが大切です。
一気に片付けようとしたり、闇雲に作業に取り掛かったりすると、
「終わらない・・・」
「もう嫌だ・・・」
となってしまう可能性が高まります。
事前にスケジュールを立てることで、モチベーションを維持しやすくなるため、挫折を防げるようになります。
家族や友人に協力を依頼する
家族や友人に協力を求めることも、スムーズにゴミ屋敷を片付けるためのコツです。
ゴミ屋敷の片付けは自分でも行えますが、ゴミの量によっては一人での片付けが難しくなるケースもあります。
家族や友人に協力を依頼し、複数人で同時に片付けを進めることにより、スムーズにゴミの処分や仕分けを行えるようになります。
業者に依頼する
「手っ取り早くゴミ屋敷を何とかしたい」
という場合は、ゴミ屋敷の片付けに対応している業者に依頼するのがおすすめです。
業者はゴミ屋敷清掃のプロであり、複数人で手際よく対応してくれるため、大量のゴミを短期間で片付けられます。
また、処分が難しい大型の家具や家電も処分してくれますし、買取に対応しているところもあるため、効率的かつお得に処分できる可能性が高いです。
徳島県で活動している「リアライフ徳島」でも、ゴミ屋敷の片付けを行っています。
丁寧なヒアリングのもと、ご予算に合ったオリジナルのプランをご提案いたしますので、安心してお任せいただけます。
スムーズかつ効率的にゴミ屋敷を片付けたいとお考えの方は、ぜひ「リアライフ徳島」までお気軽にご相談ください。
まとめ
ゴミ屋敷とは、住居や敷地内外に大量の物品を溜め込んでいる状態のことです。
明確な定義はありませんが、生活できる空間がほとんどなく、管理がされていない住宅は全て「ゴミ屋敷」に該当するといえます。
ゴミ屋敷になってしまう原因としては様々なことが考えられますが、どのような原因であれ、放置すると健康被害や火災、近隣トラブルや行政代執行などに繋がりますので、早急に片付けることが大切です。
ゴミ屋敷は自分でも片付けられますが、ゴミの量や種類によっては限界が生まれてしまうこともあります。
そのようなときは、業者に依頼するのがおすすめです。
リアライフ徳島でも、ゴミ屋敷の片付けを行っていますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。