遺品整理で捨ててはいけないもの11選!大切な遺品の守り方も紹介!
大切な方が亡くなった後に行う遺品整理。
ほとんどの方にとっては「初めての作業」になると思いますので、慎重に進めていくことが大切です。
遺品整理は、何でもかんでも捨てれば良いというわけではなく、捨てて良いものと捨ててはいけないものに分けるところから進めていく必要があります。
そこで今回は、遺品整理で捨ててはいけないものと、大切な遺品を守るコツについて詳しく解説していきます。
遺品整理を慎重に進めるべき理由は?
遺品整理をしていると、捨ててはいけないものがたくさん出てきます。
具体的には、
- お金や資産に関する遺品
- 手続きに必要な遺品
- 権利に関する遺品
などです。
これらの遺品を誤って捨ててしまうと、手続きに支障が出たり、家族間でトラブルが発生したり、金銭的な損失を被ったりすることがあるため、慎重に進めることが大切です。
遺品整理で捨ててはいけないもの11選!
遺品整理で捨ててはいけないものはたくさんありますが、その中でも特に重要なのは、以下11個の遺品です。
- 遺言書
- 現金
- 有価証券・保険証券
- 仕事関係の書類
- 身分証明書
- デジタル遺品
- 通帳・キャッシュカード
- 貴金属
- 鍵
- 年金手帳
- 写真
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
遺言書
遺言書は、故人の思いや希望を示す法的な文書です。
相続に関することや、分配方法に関することが細かく記載されているため、絶対に捨ててはいけません。
相続において、遺言書の有無はかなり重要な要素となりますので、スムーズに手続きを進めるためにも大切に保管しておきましょう。
現金
遺品整理では、故人のタンス預金が出てくることがあります。
当たり前のことですが、現金も非常に重要な遺産であり、相続の対象になりますので全て残しておかなければなりません。
万が一遺品整理で現金が見つかった場合は、トラブルを避けるためにも家族に周知し、ファイルなどに入れて保管しておくことをおすすめします。
有価証券・保険証券
有価証券や保険証券も、故人の大切な遺産です。
具体的には、以下のようなものが該当します。
- 株券
- 投資信託
- 債権
- 外貨預金
- 手形
- 小切手
- 生命保険
- 損害保険証券
などです。
上記の遺品を誤って捨てると、金銭的損失が出る可能性が高くなり、これが原因となって家族間でトラブルが発生しやすくなりますので注意してください。
仕事関係の書類
書類やファイル、USBメモリなどの仕事関連の遺品は、相続にはほとんど関係ありません。
ただ、仕事の引継ぎで必要になることが多いため、大切に保管しておくことが大切です。
場合によっては、
「必要かどうか判断ができない」
というケースもあると思いますが、そのようなときは会社側に確認を取りましょう。
身分証明書
運転免許証やマイナンバーカード、保険証やパスポートなどは故人の身分を証明する大切な遺品です。
身分証明書は、故人が生前使っていたサービスを解約するときに必要になる場合もありますので、適切な方法で保管することが求められます。
デジタル遺品
故人が生前使っていたスマホやパソコンも、捨ててはいけません。
なぜなら、これらのデバイスには、
- SNSの情報
- メールの情報
- 各種サービスのデータ
などが保存されているからです。
これらは「デジタル遺品」に分類されるため、適切な方法で処分あるいは保管する必要があります。
通帳・キャッシュカード
故人の口座は、亡くなった段階で凍結され、相続人であっても一時的にお金を引き出せなくなります。
お金を引き出すためには、凍結解除の申請をしなければなりません。
この際に、通帳やキャッシュカードをはじめとする様々な書類が求められるため、大切に保管しておくことが大切です。
貴金属
貴金属は、故人が残した大切な遺産です。
現在でも高価買取されているため、遺品整理が終わるまで大切に保管し、その後処分方法を家族と相談しましょう。
金貨や延べ棒だけでなく、
- 指輪
- ブレスレット
- バングル
など、アクセサリーにも貴金属が使われていることがありますので、見落とさないように注意してください。
鍵
遺品整理で鍵が見つかった場合は、ひとまず捨てずに取っておきましょう。
鍵と一口にいっても、
- 家の鍵
- 車の鍵
- 金庫の鍵
など様々ですが、いずれも遺産の発見や手続きに必要になる場合がありますので、発見した段階でどこの鍵か判明していなかったとしても、絶対に捨てないようにしてください。
年金手帳
年金を受給していた方が亡くなった場合、相続人が年金の受給停止手続きを行う必要があります。
このときに必要なのが、年金手帳です。
年金手帳を捨てたり、紛失したりすると手続きに相当な時間と手間がかかりますので、大切に保管しておきましょう。
写真
故人が写っている写真は、思い出を振り返るための大切な遺品です。
これらは、家族にとってかけがえのない宝物になります。
そのため、処分するのではなくアルバムにしたり、デジタルデータにしたりして保管しておきましょう。
勝手に処分すると、家族間でトラブルが発生する可能性が高くなりますので注意してください。
遺品整理で出てきた大切な遺品を守るには?
遺品整理で出てきた大切な遺品を守るためには、以下のポイントを意識することが大切です。
- 仕分けをしてから整理を始める
- 家族と一緒に整理をする
- 専門家に相談する
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
仕分けをしてから整理を始める
遺品整理で誤って大切な品物を処分してしまわないようにするには、仕分けから始めるのがおすすめです。
いきなり処分を始めるのではなく、
- 取っておくもの
- 捨てるもの
- どちらか判断できないもの
上記3つに分けるところからスタートすることにより、スムーズかつ正確に作業を進められるようになります。
家族と一緒に整理をする
遺品整理は、誰かが一人で行うものではなく、家族みんなで協力して進めるべき作業です。
一人で進めようとすると、作業効率が落ちたり、大切な品物を誤って捨ててしまったりといったトラブルが起こりやすくなります。
スムーズに作業を進めるためにも、事前に家族に声をかけて、協力して進めるようにしましょう。
専門家に相談する
遺品整理は想像以上に時間と手間がかかります。
また、捨ててはいけないものがあらゆる場所から出てくるため、神経もすり減ってしまうでしょう。
そんな大変な遺品整理をスムーズに進めるには、専門家に相談するのがおすすめです。
遺品整理に対応している業者に相談することによって、手間と負担を軽減できます。
遺品整理のことなら「リアライフ徳島」にお任せください!
リアライフ徳島は、徳島県全域で遺品整理や生前整理を行っている専門業者です。
遺品整理は人生においてそう何度も経験することではないため、何から手をつければいいかわからなくなってしまうケースも多くあります。
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また、捨ててはいけないものの仕分けや遺品の供養、清掃までをまとめてお任せいただけるため、負担を軽減したい方にもおすすめです。
ご相談やお見積もりは完全無料となっていますので、徳島県で遺品整理をご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
まとめ
遺品整理では、絶対に捨ててはいけない大切な品物が出てくることが多々あります。
本記事で紹介した品物を誤って捨ててしまうと、手続きが大変になったり、金銭的な損失リスクが高くなったりしますので、とにかく慎重に進めていかなければなりません。
スムーズに遺品整理を進めるためには、いきなり処分を始めるのではなく、仕分けからスタートしていくのがおすすめです。
とはいえ、作業の流れやポイントを理解していたとしても、実際の作業には多くの時間と手間がかかるため躊躇してしまっている方もたくさんいるでしょう。
そのような方は、徳島県全域で遺品整理や生前整理などを行っている「リアライフ徳島」までお気軽にご相談ください。